井原市の旧山陽道の街道跡を歩いていました。
特に条例などで景観保護がされているわけではなく、新しい建物も多く見られますが、その合間にかつての街道の名残が見えて興味深い通りです。
そして、あれもありました。
現在の井原市の交通のメインは県道290号や国道486号で、旧山陽道に関しては専ら生活道路として活用されています。
しかしかつては多くの往来があったのでしょう、現在でも商店やその跡と思われる建物が散見されます。
そしてそういう場所には必ずヤツがいます。
マルフクの看板、二枚組!
縦横がセットになっています。見づらいので多少加工を加えていますが、左側の白化が激しい方がフリーダイヤルの新しいバージョンです。
そして僅かに読める右側が市外局番による古いバージョンの看板です。
恐らく従来から看板を設置している家に対し、新しい看板が出来た際に新たに設置をお願いしていってこのようになったのでしょう。
周辺の営業担当の方がこういう形を好んだのかは分かりませんが、井原市の市街地周辺では他に2軒ほど縦横が並んでいる物件を見かけました。
こうしてみているとかつての営業マンの性格まで見えてくるようで面白いですね。