日本全国の事故物件の情報を集めている「大島てる」というサイトがあります。
自由に投稿できるスタイルのために、不確かな情報や明らかに「事故物件」という表現と当てはまらない物件の情報が掲載されている事もあります。しかしその情報量が膨大なのも事実です。
前回は岡山市の泉田~青江の物件を見ました。今回は岡山市の伊島と津島の物件を見てみましょう。
誰も死んでない
これは事件当時、ニュースでわりと大きく取り扱われた記憶があります。
某学校内でのトラブルで、男子学生が他の男子学生の顔を切りつけました。
被害に遭った学生はそのまま学生課に自分で行っており、亡くなってはいません。
「その後は不明。」と思わせぶりに書いていますが、命にかかわるような状態ではなかったので続報がなかっただけです。別に事故物件でもなんでない、ただの傷害事件です。
霊の影…
霊らしき影の目撃情報が…!
この件では住民の方がお亡くなりになっていますが、単に霊が出る場合は事故物件になるのでしょうか。
ちょっと興味深いですね。
保護責任者遺棄致死
これはこの記事を書いている2022年に実刑判決のニュースが流れたので、記憶に新しい人もいるでしょう。
脳梗塞の後遺症で通院・服薬が必要だった夫を自宅で放置、死亡するに至ったという件です。
介護疲れで解放されたかったのが動機です。
私も実の母が若年性認知症に罹り、初期は徘徊、中期は家族も認識できず、更に激しい喜怒哀楽の波による口論、後期では寝たきりに…と、駆け抜けるような速度で介護を経験しました。
放置こそしませんでしたが、特に中期の症状が出ていた頃には病気の改善は諦め、寧ろもう少し病状が進んで落ち着ける事を望んでしまった事もあります。
なので気持ちが分かる部分も少なからずあります。
特にこの件の夫婦はまだ50代です。後どれくらいこんな生活が…と考えた時に、ふと感情が抜け落ちてしまうような事もあるのかも知れません。
…ということで、今回はここまで。
伊島、津島は岡山大学、岡山商科大学と学生街でもあります。
なので学生さんの事例が散見されるのが特徴的でしたが、その多くが地の人ではない為か近い場所に似た情報が投稿されるなど、錯綜しているような印象も受けました。
実際に地元住民の方が投稿内容を否定しているケースもあり、それらは一切紹介していません。
これまでに見てきた他の市町村の物件についてはタグの「大島てる」でお調べください。
2 thoughts on “大島てるで岡山市・伊島~津島の物件を調べてみた”