首都を災害リスク少ない「吉備高原」へ 岡山・吉備中央町がフォーラム(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190810-00010007-sanyo-l33)
なんと日本の首都を岡山県の吉備高原、吉備中央町へ移す事を提言するフォーラムが、きびプラザで催されました。
30年以内に発生すると考えられている南海トラフ地震や首都直下の地震などで、首都である東京都にも大きな被害が出る観測がなされています。
そこで首都機能を自然災害の少ない場所へ移転すべきだという議論は少なからず行われています。
その中で吉備高原を移転先として挙げたのは、
・地震や台風などの災害リスクが少ない
・空港が近い
・首都機能を移転するだけの土地がある
…という、好条件が揃っている為です。
計画は中断されたままですが、計画都市として整備されてきた吉備高原都市の素性の良さは、確かにこれから大掛かりな整備をするのにも適していると思います。
ただし鉄道路線がないので、新幹線での移動ではバスかタクシーなどで数十分の時間が必要になります。
もちろん首都となれば鉄道の新規路線などは余裕でしょうし、岡山に首都移転も夢ではない話だと思います。
余談ですが災害の少なさでは佐賀県が挙げられる事も多いです。
佐賀県は大きな地震の発生回数の少なさでは全国でもトップクラス、南海トラフ地震でも九州で唯一の津波被害が起こらない予測がなされています。
そのため企業のデータベースなどの拠点として評価が高い…といった話を聞いたことがあります。
これまで注目されていなかった都道府県が、首都移転の議論の中で一躍、国際舞台に躍り出てくる…そんな事もあるのかもしれません。