吉備中央町の吉備高原ニュー・サイエンス館の写真がありました。
最新の科学技術の展示、そして実際に触れてみることをコンセプトとしていました。
この施設がある場所は吉備高原都市と呼ばれる計画都市の中です。
吉備高原としては教育と文化を都市づくりの柱の一つにしていました。
このニュー・サイエンス館もそれを象徴する施設です。
しかし2009年に閉鎖されました。
理由はインターネットの普及でこうした施設に来なくても、誰もが容易に最新科学技術に関する情報を入手できるようになったことです。
実際は展示を刷新する価値が見出だせなかったというところではないでしょうか。
吉備高原都市の計画自体も当初の計画を完成させないまま1997年に事業としては凍結しています。
ところで余談ですが、入口付近にあるこのアーチ。
この写真では判りませんが、実際のアーチの内側を見るとビッシリと岡山県のマークが敷き詰められていました。
無数の県章が配置されている様子は、やや狂気じみた感じがあって怖かったのを覚えています。