【笠岡市】引き戸から見つかるレトロ街角探索~金浦編

私は岡山県内のあちこちをブラブラ歩いていますが、その中で度々古いステッカーや看板を紹介しています。
先日、そういうのを見つけるコツを尋ねられることがありました。

今回はそれについて少し紹介しておこうと思います。
例えば笠岡市金浦のこの建物。

パッと見ると店舗用テントや看板などの名残もなくて、普通の民家のように見えます。
しかし注目ポイントは建物の中央にある引き戸です。これがお店や会社だった名残です。普通の家には無いですよね。
家によってはガレージになっていたり、自転車置き場や倉庫になっていたり、自然な感じで再利用されていますが、民家で最初からこういう引き戸を作る事はほとんどないでしょう。

なので引き戸がある=何かあるかも…と言えます。
こちらの建物にもきちんと残されています。


古い木造家屋の窓に、うっすらと見える「ICE COLD」の文字。
レースのカーテン越しに貼られたそれは、どうやらペプシの古い広告らしいです。

当時はきっと、「冷たいジュースあります」という程度の、ありふれた看板だったのだと思います。
しかしそれは今の感覚であって、当時は冷たいジュースである事に付加価値があったのだと思います。
目立つ場所に掲げられ、役目を終え、店が閉じ、
それでも外されることなく、建物と一緒に時間を過ごしてきたのでしょう。
こういう建物に残っているものの多くは、恐らく意図して保存されたものではありません。
だからこそ、今この姿で残っているのです。
格子窓、レースのカーテン、そして「ICE COLD」。
街角には、説明書きのない歴史が、まだ静かに挟まっているのです。引き戸から見つかる懐かしい風景、ぜひ皆様も探してみてください。




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