【岡山市】二日市の路地裏で見つけたタバコ販売ブース。レトロ建築と手作り灰皿が語る「かつての日常」

商店跡の見つけ方

岡山市北区二日市の細い県道を散策している途中で、古めかしい建物を見つけました。
最初に見た時は普通の民家だと思ったのですが、どうやら商店か何かの跡のようです。


少し前の記事で街歩きの際に、古い看板やステッカーを探すコツとして引き戸である事を紹介しました。
普通の民家なら引き戸があっても、玄関に用いられるのは二枚くらいです。しかし商店ならそれが四枚以上あります。そういう建物をじっくり見ることで残されているステッカーなどを見つけることが出来る…という話題でした。

それと照らし合わせてみるとこの建物は小さな入り口が一つあるだけです。
しかしよく見てみるとタバコの販売ブースがあるのが分かります。


戸の右側にTABACCOの文字が見えます。
これがあるという事は、やはりここはただの民家ではなかったのでしょう。

どんなお店があったのか考えてみる

このタバコの販売ブース、商店などの横に置くことでついでに売れるというものだったそうです。
昔なら世襲でお店を経営する事が多かったので、子供たちにお店を任せて隠居した先代がここに座って小遣い稼ぎにタバコを売る…というビジネスモデルだったそうです。
よく見れば破れてはいるものの軒先テントもあります。やはりここは普通の民家というわけではなかったのでしょう。

ただ間口が広くないので、例えばお米屋さんとか、取扱商品が限られた業態だったのかもしれません。


もう一つ興味深かったのがこちらです。
缶を括り付けて灰皿にしているようです。

昔は大人の男といえば誰しも多少を問わずタバコをたしなんでいた知ような時代がありました。
この灰皿はそういう人たちの為に用意していたのかもしれません。
そしてここで一本消費した後に一箱買っていく…とか、そのような流れがあったのかもしれませんね。全ては想像でしかないのですが、どのような景色が広がっていたのかを思い浮かべるのはとても楽しい創造です。だから街歩きはやめられない。そんな風に思うのでした。




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