離婚後の手続きに要注意!? 岡山市の競売物件に学ぶ…

岡山県の競売情報を見ていたところ、あるマンションの物件で興味深い事情があったので紹介します。
それぞれの物件には資料が付属しており、その中で関係する人の陳述が記載されています。

大抵は債務者による物件に関する情報(建物の増築や傷みの状況など)があるのですが、この建物の場合は少し事情が異なりました。


その物件の債務者はどうやら連絡が取れなくなっているようで、本人以外の関係者の陳述がありました。
集合住宅なので管理者の内容もありましたが、もう一つが占有者…、実際に生活をしている人の話でした。

事情をまとめると、競売に出ているのはマンションの一室で、そこの所有者はAです。
Aは結婚していた時期に部屋を購入しましたが、離婚に伴い部屋を元妻(B)と子供に譲り、自身は出ていきました。
この時に所有権は動かしていなかったようで、マンションの残債が支払いきれなかったのか、もしくは別に借金をこさえて所有するマンションを押さえられてしまったのか、Bと子供らが住む部屋が競売にかかるという状況になりました。
元夫が家を出たのが訳8年ほど前の事なので、離婚したからといってローンを放り出すわけではなく、当初はきちんと支払いもしていたのでしょう。

離婚の際にマンションや戸建ての家を慰謝料や養育費の代わりや一部として、住み続けられるようにする…というような話は、まま聞く話しです。
しかし権利関係をしっかりしていないと、こういう事も起こりうるのですね。

ちなみにこの後の動きですが、建物が売れるまではBさんは住み続けられます。恐らく別の人の手に渡ったとしても半年くらいの猶予があるはずです。
その間に新たな引っ越し先を見つけるか、もしくは自ら競売に参加して建物を購入することもできます。
競売が始まる前にAと相談して買い取ることも可能ですが、音信不通のようなのでこれは難しいでしょう。もう一つの選択肢として、買い取った新たなオーナーと交渉することも可能です。自分が住む目的で競売物件を購入する可能性もありますが、不動産業者が購入する可能性の方が高いはずです。
その業者と賃貸借契約を結ぶことも考えられます。ただしそれは購入者との交渉になるので、住み続けられるかどうかは非常に不安定になります。現実的には早々に引っ越し先を見つけるのが無難というか、住む場所が不安定にならない唯一の選択肢になりそうです。

離婚の際はしっかりいろいろな事を詰めておくのが大切ですね。




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