先日、岡山市中区円山の住宅地の中を散策していて思いっ切り迷子になってしまいました。
円山~湊は山のかなり上の方まで住宅が密集していますが、道が細く急角度だったりで、慣れていないと道を見落としてしまう事があります。
…と言っても、本当の住宅しかないので道を分かっている人しか本来は来ることはないのでしょう。
私のようなよそ者が入ってくるから迷うのです。
今回は曲がるべき道を一つ逃してしまい、別のところで曲がれば合流できるだろうと思っていたのですが…。
ここで舗装路が終わっているようです。
残念ながら私のバイクはオンロード仕様です。車なら多少の未舗装路は走れますが、バイクは滑ってしまい危険なのでここで断念しました。
…と、道のわきを見てみると謎の祠がありました。
場所が恐らく円山の境を僅かに超えて、湊だったのではないかと思います。
住宅密集地にこのような立派なお神社があるとは思いませんでした。
最初は門かと思ったのですが、これは拝殿です。
賽銭箱もきちんと置いてあります。
建物はには窓やサッシが無く、雨ざらしの状態です。
ただしそこまで傷みはありません。建築年月日に関する情報は得られませんでしたが、見た目ほど古い建物で葉なのかもしれません。
円山~湊の山の上は、昨今でこそ麓の辺りの住宅地に人気が移っていますが、古くからの高級住宅地です。
恐らく創建、管理してきた地区の人々も裕福なのでしょう。
燭台もあります。
建てられているローソクは一本だけですが、定期的にお参りする人があるようです。
地区の守り神なのでしょう。
こちらが本殿です。
本殿が鎮座する下の岩が独特な形状で、もしかすると亀趺なのかもしれません。
建物は小さなものですが、しめ縄も含めて非常に綺麗な状態が保たれています。
残念ながら詳細が何も分からなかったので、また今後何かしらの情報が仕入れられれば追記しておこうと思います。