少し前にサイトの資料として「実写!日本恐怖100名所」という、全国の心霊スポットを紹介する本を購入しました。
1978年出版の本ですが、せっかく購入したので幾つかスポットを紹介してみたいと思います。
謎の幽霊乗車事件(神奈川県)
湘南道路のおばけトンネルについての話題です。
トンネルの所在地は由比ヶ浜を右手に眺めながら、材木座から逗子へ向かう途中にあるのだとか。
タクシーの運転手が走行していると、バックミラーに恨めしそうな顔で乗車している女の霊が映ったというのです。
その運転手はショックで気を失い、あわや大事故という状況に。この一件以降、目撃情報が多発したといいます。
湘南道路で条件に合うトンネルを探すと、飯島トンネルがヒットします。
ただしこのトンネルの条件に合致しない点が一つあります。
それはトンネル上部にあると記述されている火葬場です。
40年以上前の本なので既に移転している可能性も考えられますが、別のトンネルである可能性も考えられます。
著者は幽霊の正体をトンネルの入口付近で轢き殺された身元の分からない女性としています。
湖畔をさまよう女の幽霊(神奈川県)
相模原市の津久井湖の話題です。
今回のお話の投稿者もタクシー運転手ですが、この人は他の階段とは少し異なる経緯で幽霊を見ています。
津久井湖はタクシー運転手が幽霊を乗せたという事例が多発するスポットですが、投稿者は乗せたことがありませんでした。
なんと、そこで彼は幽霊を見るためになんと4回も津久井湖へ散策に行っています。幽霊マニアか。
その日も幽霊には会えず、時間も午後十時になっていたので帰ろうとするとタクシーが拾える場所まで連れて行って欲しいという女性に車を止められました。
男性が車に乗せて走っていると、いつの間にか女性がいなくなっていたそうです。
幽霊に会えて、しかも自家用車に乗せられたのだから投稿者も満足したことでしょう。
ワラ人形がたたる!(神奈川県)
藤沢市の佐波神社のお話です。
神社の参道にある樫や桜の木に3体のワラ人形が打ち付けてあったそうです。しかも頭、胴、両手足と徹底しています。
それだけなら藤沢市の郊外の住宅地にしては木々の多い神社なので、そういう事も行われるのかもしれませんね…で終わりますが、話はそれだけではありません。
そのワラ人形には実在する人の名前が書いてあったのです。
その3人には何も起こりませんでしたが、なんと親戚3人が「考えられないような海難事故」に遭って死亡したというのです。
この話題は週刊サンケイ(現在のSPA!の前身)でも大きく取り上げられ、話題になったのだそうです。
偶然とは言え親族が亡くなり、しかも人数がワラ人形と同じというのは気持ち悪いですね。
…と、長くなってきたので今回はここまで。
また徐々に追加していきましょう。
同書の他の記事はタグ「実写!日本の恐怖100名所」で確認していただけます。
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