夕方に少し時間が出来たので玉野市和田の旧道を散策していました。
かつては三井造船に通う人々が行き来した道で、ご覧の通り道の左右に商店が集まっていました。

今では多くが閉店しまい、シャッター街の様相を呈しています。
…で、見つけました。

分かるでしょうか、手前右側。
縦型のマルフクの看板があります。

ちょうと西日の当たり具合がよくて、マルフクのロゴなどもよく見えますね。

正面から見るとこのような感じです。
電話番号は岡山市の営業所のものです。
マルフクのこのデザインの看板には各地の市内局番から始まるものと、フリーダイヤルから始まるものの新旧デザインがあります。前者は「電話の金融・販売」で電話加入権を扱っていた時代で、後者は「生活キャッシング・振込ローン」で電話加入権の価格下落を受けて業態変更を試みていた時代のものです。

どうやらこの建物もかつては商売をしていたようで、その看板用なのか看板上部にコードが通されています。
その部分だけ白化せずに、マルフクの看板の名残を感じさせます。

このブログではカテゴリー「マルフクの看板」で、県内各地のマルフクの看板を紹介しています。しかしそれらの建物も徐々に老朽化していきますし、いつまでこうして紹介していくことが出来るのでしょう。




こちらもお勧め  【衝撃】田中さんに告ぐ