岡山県の玉野市スポーツ振興財団で預金不正解約 使途不明最大4千万円か、横領容疑視野に警察捜査(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00010000-sanyo-l33)
玉野市でお金のトラブルが発生しています。
玉野市の外郭団体・市スポーツ振興財団で定期預金の不正解約が発覚しました。
この財団は市立体育施設を管理するために設立されましたが、2018年4月から施設の管理は玉野スポーツネットワークJVに移行しています。
これに伴い財団事務を市教委職員が引き継ぐ事になり、その中で財団が五つの金融機関に入金していた定期預金のうち4件が正式な手続きを踏まずに解約されている事が発覚しました。
使途不明の金額は最大で4千万円に上るともみられています。
財団が金融機関へ入金していた定期預金は総額で約5千万円。
…って、大半を使途不明金で消しちゃってんじゃん!
使途不明金にやり方もくそもあったもんじゃないけど、さすがにやりすぎでしょう。
恐らくは市の外郭団体という立場が揺らぐような時代が来るとは思わなかった…そんなところではないでしょうか。
解約が行われたのは2013年から2018年にかけてとの報道ですが、報告書には虚偽が記されており、教育委員会に事務処理が引き継がれるまで発覚しないように工作されていました。
現在は財団の元職員から任意で話を聞いているそうです。
ちなみに財団の職員10名の内、8名は玉野スポーツネットワークJVに転職しているそうです。(玉野市議・松田たつお氏のブログより)
追記:続報として同財団がお金に関して不適切な処理が続いていたというニュースが有りました。
そちらの感想を読みたい方はこちらをどうぞ。→玉野市スポーツ振興財団使途不明金問題 不適切処理常態化も市教委直ちに改善指導せず