住宅地の下水浄化槽から生後間もない赤ちゃんの遺体 死体遺棄事件として捜査 岡山・津山市(http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/17012)
津山市の住宅地にある集中浄化槽から赤ちゃんの遺体が見つかったというニュースです。
後に技能実習生として来日しているベトナム人の女性が逮捕されました。
まずは集中浄化槽について解説しますが、知ってるよ!という方は読み飛ばして下さい。
集中浄化槽とはなんぞや?
まず集中浄化槽とは何か?ということですが、これは岡山の方は意外と知っているんですよね。
浄化槽というのは下水道の代わりに設けられている施設です。
実は岡山市は政令指定都市の中で最も下水道の普及率が低く、家庭にその代わりとなる浄化槽が設置されているケースがあります。
下水道がない=汲み取り式のポットン便所というわけではありません。
多くの家では普通に水洗のトイレがあります。
それが下水道ではなく、浄化槽という水を綺麗にする施設に繋がっているという点が違うだけです。
個別の家に設置される場合もあれば、今回の記事のような住宅が密集する団地では住民の出す汚水を一括して処理する大型の集中浄化槽が設けられている事もあります。
事件概要
今回は津山市西吉田の団地の集中浄化槽で赤ちゃんが見つかりました。
浄化槽は定期的に点検が実施されており、その作業中に発見されました。
見つかった赤ちゃんは身長16.5センチ、体重120グラムで、性別は不明です。
妊娠4ヶ月位の胎児の大きさです。
遺体に外傷はなく、浄化槽は施錠された状態でした。
※追記※
2020/4/16にベトナム人女性が逮捕されました。
技能実習生として来日している方で、トイレで塊が出たような感覚はあったが赤ちゃんは見ていないと供述しています。
ただし後日に妊娠が発覚すればベトナムに戻されると思い、堕胎薬を服用していた事を供述しています。
死体遺棄容疑に関しては処分保留とされましたが、5月7日に堕胎の容疑で再逮捕されています。
記事によると140世帯くらいの団地とのことなので、恐らくこの辺りでしょう。
KSBによる動画はこちら。