美観地区の無許可露天商 岡山・倉敷、対策へ(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190828-00000509-san-pol

…え、そうなの?
そんな感じだった倉敷美観地区の露天商のニュースです。

→続報:倉敷美観地区から消えた露天商

2019年8月に倉敷市長・伊東香織さんが定例記者会見で、倉敷川のところでアクセサリーなどを販売している露天商に対して対策を考えると発言した物です。

倉敷美観地区では既に風物詩にもなっている、倉敷川沿いで行っている露天商の件です。

実は無許可営業だったのですね。
まぁ、確かに許可を貰っていそうな感じはしませんでしたが。

観光客の増加に伴い、通行の妨げになるという事ですので、恐らく無許可営業を排除して、その後に許可を出す事はないという事でしょう。
実はこの件に関しては伊東香織市長時代以前である2000年にも取り上げられていて、その時にも黙認状態である事を認めながら、放置され続けてきました。

この理由の一つに、倉敷美観地区の定番の風景である事が挙げられます。
露天商は約40年ほど前から始まっており、美観地区を描いた絵、写真、映像作品などでも定番です。
個人的には風物詩の一つだと思っています。

実際に2000年時点で放置されたのは観光でのメリットがあり、何かトラブルが生じているわけではない為でした。
恐らくこの点については現在も同じだと思います。
露天商が占有する部分はそれほど広くないので、そこを開放しても美観地区の混雑が解消されるようなものではないでしょう。

しかし問題として取り上げた以上、撤廃の方向で話が進むのは間違いないでしょう。
他の記事で一部の露天商は長年にわたってお店を開いている事から既得権(取得時効?)を主張していますが、公道での取得時効は難しい筈です。

あるべき姿に是正され、そして観光客が道を歩き易くなる(露天商の専有部分だけ、少し広がる)のですから、そうあるべきなのだと思います。
しかし美観地区の露天商が居なくなってしまう…その事に、少しだけ寂しさも感じるのでした。




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