岡山市臨時職員が戸籍情報漏らす 守秘義務違反で市が処分検討(https://www.sanyonews.jp/article/927588)
2019年6月に岡山市の臨時職員が知人男性の戸籍の情報を正式な手続きを踏まずに閲覧、その男性に一部の内容を伝えたという出来事があったそうです。
8月になり、男性の家族から市役所へその事が指摘されて発覚しました。
臨時職員は「知人を助けたいと思った。反省している」と話したのだとか。
知人男性の家族は戸籍の内容を本人に知られたくなかったのでしょうか。
これを調べてみたところ、実は男性の母親は養母だったそうです。本人も薄々気づいており、臨時職員はその事を確認する目的で戸籍情報を閲覧していました。
これによって男性の母が養母であることが発覚した…という事で、家族からすれば然るべきタイミングで自分から伝えたいという気持ちはあったでしょうから、それは怒りますね。
岡山市としては地方公務員法違反(守秘義務)として男性の処分を検討しているとのことです。
今回は人助けのためでしたが、岡山市のシステムとしては興味本位であれ何であれ個人の戸籍の内容を臨時職員でも勝手に閲覧することが可能で、少なくとも約2ヶ月の間はその事実が発覚しなかったわけです。
閲覧するには職員二人以上が操作する必要があるようにするなど、その辺りの改善も進めてほしいですね。