瀬戸内市邑久町にある等覚寺(とうかくじ)。 弘法大師ゆかりの「黒井の井戸」でも知られるこのお寺で、一風変わったお土産を頂きました。その名も「大師せんべい」です。
等覚寺を訪れたら、本堂に向かって右側の扉に注目してみてください。 実はこの扉、参拝者が自分で開けられるようになっています。中にはお守りとともに、この「大師せんべい」が静かに並んでいます。
店員さんがいるわけではない、この「信頼」で成り立つセルフ形式のスタイル。お寺ならではの静謐な空気感の中で、自分でお供えを選び取るような感覚は、どこか心が洗われる体験です。
手にした瞬間は、その角ばったフォルムと焼き色から「かなり歯応えがありそうだぞ……」と覚悟を決めました。しかし、一口食べてみて驚きました。
意外にも、食感はサクサク。
まるでお洒落な焼き菓子(クッキー)を食べているような軽やかさです。梵字が刻印された重厚なルックスとのギャップが面白く、ついつい次の手が伸びてしまう美味しさ。これなら、小さなお子さんからご年配の方まで安心しておすすめできます。
等覚寺のすぐそばには、岡山県の名水としても名高い「黒井の井戸」があります。 この伝説の水を汲みに訪れたついでに、ぜひ等覚寺の扉をそっと開けてみてください。そこには、旅の疲れを癒してくれる優しい甘さの御利益スイーツが待っています。
参考URL:黒井の井戸と等覚寺(岡山の街角から)



