全国の事故物件の情報を集めている「大島てる」というサイトがあります。
自由に投稿できるスタイルのために、不確かな情報や明らかに「事故物件」という表現と当てはまらない物件の情報が掲載されている事もあります。しかしその情報量が膨大なのも事実です。
前回は岡山市の岡南地区を調べたので、今回は倉敷駅周辺を見ていきます。
死因…
20年ほど前の事として紹介されている民家です。
このような死因が発表される事は無いので、近所の方の書き込みなのでしょうね…。
喉を詰まらせるというのは文字だけで読むと間抜けに感じられるかもしれませんが、本当に危険です。
私の曽祖父の死因もこれで、寄合に参加した席で食べた芋の煮っころがしが詰まりました。
そのまま死んでしまったので真偽は定かではありませんが、どうにか自分で飲みこもうとして周囲に異常を伝えず、結局周りが気付いた時には間に合わず…という事だったのだろうと言われています。
詰まった時はすぐに助けを求めないといけません。
学校のプール
現役の学校なので校名は伏せます。
女性は学校に自分の長男を送り、その時に4歳の次男は車で留守番をしていました。
しかし途中で車を抜け出したらしく、プールに迷い込んでしまったようです。
平成28年の事例なので、既に当時は学校への第三者の立ち入りが出来ないように門が閉められていましたが、155cmのそれをよじ登ったのではないかと考えられているそうです。
余計なお世話
コーポでの孤独死の事例です。
書込みをした人はすぐに新しい入居者があった為に、「果たして告知をしたのだろうか…」と疑っているようですが、さすがにこれは余計なお世話でしょう。
前にネットニュースで読んだ記事によると、殺人などでなければ事故物件を嫌わずに入居する人は意外とおられるそうです。
倉敷駅から近い好立地のコーポが相場より安く借りられるとなれば、すぐに入居者が決まるのも不思議ではないですね。
公開されるべき情報か否か
物件についてではありませんが、倉敷で興味深い書き込みがあったので紹介します。
この書き込みの最初の部分では入居者の自殺の原因にまで触れていたようです。
不動産業者が事故物件と判って入居する人向けに公開していた内容を、そのまま大島てるに投稿してしまったのですね。
管理会社からのクレームがあり、物件情報のみ残して問題視された書込みは削除されています。
確かに自殺の原因はデリケートな部分です。それは事故物件という枠組みを超えた問題であり、不適切な内容だと思います。
今回はここまで。
最後の一件は大島てるに限らず、私たちのようなサイト運営者や、全てのSNS利用者も深く考えなければならない問題だと思います。
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