1. 1975年「岡山ターミナルビル」誕生の記録
手元に一枚の古い切符があります。1975年(昭和50年)2月11日に発行された、「岡山ターミナルビル誕生記念」の急行券です。
これは、現在の「ホテルグランヴィア岡山」の前身にあたる「岡山ターミナルホテル」が開業した際の記念チケット。
裏面には、当時のターミナルビルの規模や概要が詳しく記されており、歴史を感じさせる貴重な資料となっています。
2. 記憶の中の「初代」岡山駅前風景
私にとって、記憶に残る最古の岡山駅の風景といえば、まさにこの岡山ターミナルビルがそびえ立つ姿でした。
当時は現在の近代的な駅前広場とは異なり、機能的なバスターミナルが広がっていました。ホテル側のすぐ目の前が、私の故郷である玉野市方面行きのバス乗り場だったと記憶しています。
バスを待つ間、ぼんやりと見上げていた大きなホテルの壁面や、行き交う人々の活気。当時のバス乗り場の配置を思い出すと、排気ガスの匂いや駅前の喧騒が鮮明に蘇ってきます。
かつての「岡山の玄関口」のシンボルだったこのビルも、今は洗練されたホテルへと姿を変えましたが、この記念切符を見ると当時の誇らしげな佇まいが思い出されます。


