先日、倉敷市の中山団地周辺を散策した際に足を伸ばして上の町駅に行ってきました。
JR上の町駅は1998年の瀬戸大橋線の開通の際に同時に開業した駅です。
分類上は停留所になります。一日の乗車人員は2022年実績で361人。
見た目の印象で閑散としたイメージを持っていましたが、瀬戸大橋線の中ではまずまず多い数字です。
朝晩だけですが快速マリンライナーが停車する影響でしょうか。2024年11月時点で朝の5時台、7時台、そして夜は23時台の3回が停車になっています。
こちらが駅舎。
駅舎と言うよりは高架の上に待合室が設置されているだけといった感じです。
自販機があるのが乗車人員の多さを物語っているようです。
改札はこんな感じです。
自動改札機でかろうじて駅の雰囲気になっていますが、それ以外は普通に高架を上がる階段ですね。
上がった先にも自販機があります。朝のラッシュ時以外は1時間に一本だけの駅なので、飲み物でも飲んで時間を潰して下さいという事なのでしょうか(笑)
一応、自販機がある辺りが2階、線路や待合室がある場所が3階という扱いになっているようです。冬場は風が吹き抜けていくでしょうし、自販機の暖かい飲み物は必須なのかもしれません。
高架下は自転車置き場になっています。
こちらも意外と自転車が多いですね。
それと駅っぽくないのは駅舎(?)のみで、駅前はロータリーになっていて降りてくる人を待ったりするスペースも充分にとられています。
このちぐはぐな感じが凄く良いですね。味のある駅でした。