久し振りに熊野神社にお参りに行ったところ、本殿が工事中でした。
周囲に幕が欠けられています。
熊野神社の本殿は横に並ぶ珍しい形式をとっています。
これは熊野本宮大社を模していると思われ、社殿一つ一つの規模は小さくなりますが横に並ぶ風景は壮大なものです。
写真正面の社殿が第二殿で、幕がかかっているそこから向かって右側の四、五、六殿です。
歴史で言えば第二殿が最も古い1492年の建造で、国の重要文化財に指定されています。他は県指定です。第二殿以外は池田光政の時代に再建されたもので、少し時代が下って1647年の建物です。
この日は工事が行われていなかったので静かな状態でしたが、大掛かりな作業っぽいので工事中は賑やかになりそうです。
幕の手前に工事の概要が書いてあったので紹介します。
実は工事が行われているのは四殿のようです。
他の社殿にも幕が架かっているように見えますが、恐らく保護のためにそうしているのでしょう。
工事の終了は令和8年3月です。熊野神社に行ってみたいと思っていた方は、この時期までは工事が続くのでお気を付けください。
ただ令和7年に入ってからの工事は内部の電気工事なども含まれるので、もしかすると外見が見られる時期はもう少し早いのかもしれませんが、細かくは神社にお問い合わせください。
これが2019年時点の社殿の様子です。
確かに四殿の屋根の傷みが目立ちます。またリニューアルされたら見に行ってみましょう。
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