先日、釈尊会の根本道場を見学に行ってきました。
この時にふと思い出して、下の町の葬儀会館を見てきました。
県内では有名なところですね。
この施設は建設の際に周囲の住民から大きな反対運動がありました。
それを象徴するのが右手側に見える白い看板です。
塀を兼ねているのでしょうが、微妙な位置にあると思いませんか?
拡大してみるとこんな感じです。実はここにはあるものがありました。
Googleマップのストリートビュー機能で過去にさかのぼってみましょう。
こちらです。
何かがあるのが見えますね。
もう一か所、今度は社名の入っている看板の裏側です。
…分かるでしょうか?
では次は看板側とは反対側の隣の建物を見てみましょう。これが答えです。
葬儀屋の建築、営業への反対運動です。
これと同じ内容の看板があったので、あの位置に看板を立てて目隠しをしたのです。
しかしこちらの家や、道路を挟んではす向かいの建物などは対処のしようがなかったのですね。
すでにどの家も看板は撤去していました。
この行為に関しては個人的にはどちらの味方も難しいかなと思います。近隣住民の立場に立つなら、反対の看板が出ないように前もって話をつけておくべきだったのではないかとも言えますし、企業側に立つのであれば、誰もが最終的にはお世話になる施設です。それが自分が利用するのに隣に来るのは嫌というのも筋が違うようにも思えます。
ただしオカルト的な意味合い以外でも、実はデメリットがないわけではありません。例えば土地建物を手放すことになった場合に、葬儀屋の隣というのは価値を下げる事になります。
なのでどちらが…という事は無い問題だと思います。看板が消えた経緯が納得のいく話し合いであったのならいいのですが。
ところでアーバンホール。
現在の社長の出身地が児島です。なので児島での施行には強いこだわりがあり、児島地域では50%以上のシェアを占めているのだとか。
確かに児島駅前の店舗はいつ通っても、何かしら人の出入りが見られます。葬儀屋もいのうえ、セレマ、典礼会館と大手が揃ってもこの数字なわけですから、なかなか凄い事です。