【倉敷市】マジか…、児島の太陽が翳る刻

ビジュアル系バンドの歌詞のようなタイトルにしてみました。
倉敷市児島地域のあちこちで「太陽社」というギフトショップの看板を見かけることがあります。
これは児島下の町にあるギフトショップで、今のように葬儀社が乱立する以前の自宅葬儀の時代にはドライアイスの販売をしたり、葬儀にまつわる仕事も手掛けていました。
看板のバージョンにもよりますが、昔からある看板だとドライアイスの販売も謳っていたりします。

で、そんな老舗のお店なのですが…。


嫌なところでその姿を見てしまいました。
このブログで何度か紹介していますが、こちらは競売情報の三点セットに掲載されている写真です。

つまり、建物が競売に出ていたのです。
下の町の海沿いの住宅地しかない辺りにある店舗なので、気づくこともなかったのですが既に閉店していたようです。


店舗の中の写真もありますが、既に商品は全て片付けられており、恐らく返還義務がなかったのであろうサンプルだけの箱や、カタログギフトのカタログが幾つか残されているだけの状態になっていました。
葬儀の規模は全国的に縮小傾向にあります。岡山県ではまだ葬儀を行う人の方が多いように思いますが、親族だけで執り行い、外部の会社関係や友人といった付き合いに声がかけられるケースは少なくなっています。
そうなるとこういうギフトの需要も縮小していき、業界的にかなり厳しい状況が続き、太陽社のように継続をあきらめる企業も少なくありません。

三点セットに含まれる関係人の陳述は下記の通りです。


恐らくお店の切り盛りをしていたご主人が体調を崩してお店を畳み、その後処理として建物が競売に出る事になったのでしょう。
私もかつて葬儀の業界に身を置いたことがあり、太陽社も存在は知っていました。
個人的にはよくここまで生き延びてきたと賞賛したいほどですが、こうして古い時代が終わっていくのを見るのは寂しいですね。
私が業界人だったころは既に家族葬の時代でしたが、その中で大々的な葬儀をした人がこのような事を言っていました。

家族だけで送ることも考えたし、それも楽でいいなと思った。でも故人にお別れをしたいのは家族だけじゃないと思った

これは故人にとっても言える事ではないかと思うのです。
死者が何かを考えるのか、感じるのかはスピリチュアルな話題になってしまうので避けますが、最後に友人らともお別れをして発ちたい、と。
別に説教臭い事を言うつもりはないのですが、これから葬儀を迎える人はちょっとだけでいいので、そんな事を言ってた元葬儀屋がいたなと思い返してくれると嬉しいです。




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