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玉島の路地裏に眠る「祈りの記憶」|豪華な備前焼狛犬と消えた相方の謎

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倉敷市玉島地域のレトロな商店街を散策している途中に、興味半分で住宅地の方に入ってみると小さな八幡宮がありました。

大きさは小さいものの、立派な玉垣や石灯籠は非常に豪勢です。
港で栄えていた時代の商人らが信仰していたのでしょう。

狐は丸みを帯びた可愛らしいデザインです。
尻尾が太いのも可愛いですね。

そして備前焼の狛犬も。

低く構えたポーズがカッコいいですね!
デザインも細かな装飾がしてあって、今までに見た狛犬の中でもトップクラスに豪華です。

しかし対になる筈のもう一体は見当たらず、台座のみが残されていました。
盗難にあったのか、それとも経年劣化で破損が激しくなったなどの理由で、普段は別の場所に安置されているのかもしれませんね。

以前には備前市で別のイベントの展示の為に一時的に移転されているというタイミングに遭遇したこともあります。

社も小さいながらしっかりとした作りです。
シロギツネもきちんと作られています。

ただ年代的な事を考えると、玉島の港の衰退とともに微衰しているような印象です。
日本人の現在の信心を考えると、今後はかつて信仰を集めた由緒正しい神社でも維持が難しい時代になってしまうのかも知れません。

玉島の路地裏で静かに時を刻むこの八幡宮は、かつての繁栄を物語る「タイムカプセル」のようです。もし散策中にこの場所を見つけたら、ぜひ一度手を合わせてみてください。そこには、教科書には載っていない玉島の生きた歴史が眠っています。




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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。

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