玉野は県内一住みよい町だ!
全国の812市区を対象に住みよさを数値化する「住みよさランキング」で玉野市が岡山県内トップの166位にランクインしました。
これを受けて玉野市長の柴田さんはSNSで
東洋経済が毎年公表している全国の都市の「住みよさランキング2024」で、玉野市が166位にランクインしました❗️岡山県内ではトップです。漠然と感じている住み良さがデータで裏付けられて嬉しいです。(玉野市長 柴田義朗Xアカウントより引用)
と喜びの投稿を行いました。
しかしこの投稿には次のような返信がついていました。
住み良い町なら、消滅可能性自治体には上がってこないのでは?(にやまそくわXアカウントより引用)
…なるほど。少し前にこのブログでも紹介した消滅可能性自治体に玉野市は含まれているのです。
確かに住みよいのに消滅する可能性があるというのは矛盾しているようにも感じます。という事で、今回のランキングについて深堀りしてみようと思います。
「住みよい町」とは?
住みよい町ランキングは4つのカテゴリーを設け、それぞれのカテゴリーから複数の要素を抜き出しランキング化して最終的に全ての数値に対する偏差値を出してランキングを作っています。
大きなカテゴリーというのは「安心度」、「利便度」、「快適度」、「富裕度」です。
安心度は人口当たりの病院、老年人口当たりの老人保健施設の数、子供の医療費に対する自治体からの扶助、そして事件・事故の発生件数です。
利便度は日用品のお店や飲食店の数です。
快適度は転出入人口比率、水道料金、下水道普及率、気候、人口当たりの都市公園の面積です。
そして最後の裕福度は市民の所得、納税額、地価、住宅の延床面積です。
玉野市はこの中の快適度が全国9位と異常に高い好成績を記録しています。水道代の安さ、下水道普及率の高さ(令和元年度約95%)、雨の少なさ、そして広大な深山公園を有する事など、快適度のランキングと玉野市は非常に相性がいいのです。
次いで安心度は251位とそこそこ上位に入っています。
ただし残る利便性は602位、裕福度は557位(※812市区中)と数字が低迷します。この二つが足かせとなり、ランキングが166位に留まったという見方も出来ます。
なのでこのランキングに沿って言うのなら「水道代は安いし、下水道も普及していて、大きな都市公園もある。事件や事故も少ないし、病院や老人ホームも充実してる。けど市民は余り裕福ではなく、日用品の買い物や外食をするお店が少ない」というのが玉野市の現状という事になりそうです。
これをもって住みよいと言えるのかは微妙な感じがしますが、玉野市の快適度が群を抜いて高い事から起きた珍記録なのかもしれません。
ちなみに前述の消滅可能性自治体は 出産する事が多い世代の女性の減少率で算出されています。それぞれ異なる組織が出しているランキングなので、一方で済みよい町になり、一方で消滅可能性がある町にもなるというのも興味深いですね。
