【岡山市】レトロな趣のノブショップを見てきたよ!


もしかすると以前に取り上げた事があったかもしれませんが、岡山市北区富町にノブハウス、ノブショップというレトロな建物があります。

1つの建物の道路側がノブハウス、奥側がノブショップです。
富町は岡山駅から少し離れた辺りに位置し、中央市街地周辺では駅に近いわりに住宅も幾らか見えます。
そんな地区でもこれだけ古い建物は珍しいです。

前回に訪れた際は営業をしていなかったようで、中が余り見えない事もあり営業していないのかとさえ思っていました。
ですが、今回は営業中でした。

じゃーん。
この写真だとプレートが見づらいですが、営業日は月~土、時間は8:30~17:00です。

これは実は…というほど大袈裟な話ではないのですが、河田病院の売店です。
確かに良く見れば敷地内でした。

医療従事者、病院利用者、入院されている方などの利用が主なので、外から目立つようにする必要もないわけですね。
そして休診日である日曜日を休日に当てているのです。
中は病院の売店としてはなかなか充実の品揃えでした。もしかするとご近所の方もコンビニ代わりに利用しているのかも知れません。

ノブショップの看板もレトロで素敵です。
病院の概要にノブショップ、ノブハウスについて触れられています。
昭和58年(1983年)に出来たのが病院の喫茶室であるノブハウスでした。今でこそ病院にスタバが入ったり、喫茶コーナーのある病院が増えましたが、時代からするとなかなか先進的な取り組みだったのではないでしょうか。
そして2年後にノブハウス内に売店を設置したのがノブショップです。
病院の概要によると2代目の病院長の名前が河田信彦さんです。ノブハウスが出来た時点では病院長を退いていますが、恐らく名前はノブヒコから採られたのでしょう。
喫茶室に名前を採用される辺りに、患者に親しまれた好人物だった事が伺えます。

前述の通り同じ建物ですが、ノブハウスはこちらです。
ここは閉まっていますが、どうやら現在は限定的な営業になっているようです。

このような貼り紙がありました。

うらら喫茶として月に5回のランチ営業の日が表示されています。
この日以外でも営業しているのかもしれませんが、現地に営業日や時間を示すようなものはありませんでした。
病院の喫茶コーナーという成り立ちを考えると、それ以外の日は病院関係者や患者限定での利用になっている可能性もありますね。

建物の裏側。
うーん、レトロです。

ノブハウスの設立が1983年なので約40年程前ですが、この様子を見ているともっと古い建物に見えます。
河田病院がまだ小さかった頃に何かしらの用途で使用していた建物なのではないでしょうか。河田病院の方には、ぜひこの素晴らしい建物をいつまでも残して頂きたいなと思いました。




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