先日、美作市のゆのごう美春閣の企業譲渡のニュースを紹介しました。
下電ホテル、台湾系企業へ事業譲渡
このニュースの際に本丸である下電ホテルにも譲渡の計画が進んでいると記事にありました。
そして2024年7月4日、永山久徳社長が自身のFacebookで下電ホテルを台湾系企業のラリンド傘下のFJD株式会社に事業譲渡したことを公表しました。
詳細には触れられていませんが、FJDの代表に下電ホテルの幹部が就任している事からFJDというのは下電ホテルの運営の為に設立された法人っぽいですね。
従業員も取引先もそのままという事で、当面は運営会社が変わっただけの状態で続けられるようです。今後徐々に新会社のカラーが打ち出されていくのでしょう。
口コミサイトを見るとホテルに対してネガティブな意見で多いのは施設の老朽化に対する内容です。
施設の刷新が出来れば、まだまだポテンシャルがあるいう見方も出来ます。地元企業が運営から離れるのは寂しいですが、新たな運営会社の下で更なる発展に期待します。
尚、永山久徳さんの奥様は譲渡後も美春閣の女将として留まっていますが、Facebookを見る限りご本人は下電ホテルからは離れるようです。
経営のポジションと、お客様と直に接する女将のポジションの違いでしょうか。
永山社長について
永山久徳さんは実はお会いしたことがあります。
常にニコニコとされていて、非常に柔らかい姿勢の好人物です。
奥様、娘様と一緒におられる時の様子が最も印象的で、柄にもなく家庭っていいなと思ってしました(笑)
今後については様々な形で携わっておられる他の宿泊施設などを続けられるようですが、何かしら新しい事への挑戦もあるようです。
以前にXで元赤磐市議の佐々木さんは政治家志望である事に言及した事があります。時間が取れるようになった今こそ、転身の好機という見方も出来るかもしれません。
近年は旅館業、経営者の立場からのインフルエンサーとしても注目を集める事が多かった同氏、きっと別の形でお名前を見かける機会がある事を確信しております。