岡山市中区にある耳岩神社にお参りしてきました。
以前から地図で見て気になっていたものの、近くを訪れる機会が無かったので保留になっていました。
こちらです。
小さな祠ですね…。
…と思ったら、実はここは足が悪い人などがお参りするように整備されている祠で、実際の耳岩は山を登った先にあるようです。
元々は山の上に社殿があったのですが、老朽化の為に取り壊されてこちらに移されたようです。
これが山を登った先です。
5分程度あれば上がってこれる場所で、元々はこちらで祀っていたという事もあり道の状態も良好です。
このベンチがある側の下が先ほどの祠です。
これが奇岩、耳岩です。
耳の形をしているように見える事からついた呼称です。
神社の下に住む人の枕元に耳の形をした岩を祀れば耳の病に苦しむ人々にお陰を授けるという旨のお告げが下され、祀られるようになったと言われています。
この岩の全容が見えるようになったのは最近の事で、以前はこの前に社殿があり、岩は一部しか見えなくなっていました。
建物が無くなったのは残念ですが、その為に岩のすべてが見えるようになったというのは有難いですね。
ところで神社には奥の院も整備されています。
こちらも徒歩数分程度ですが、少し道の状態がよくありません。
岩の中に小さな祠が作られています。
と言っても人工物は扉だけで、開いてみると岩の隙間が社殿代わりになっています。
中には狐様です。
元々の耳岩はこちらではなかったかと言われているそうで、確かに遠目に見ると耳の形に見えない事もありません。
近い場所なので耳の病でお悩みの方は立ち寄ってみてはいかがでしょう。
関連リンク:耳岩神社(岡山の街角から)