岡山市某所を散策していると、懐かしいエスティマが見えてきました。
周囲の草は刈られているものの、置かれているのは畑の中です。そもそもどのようにして持ち込んだのでしょう。
休憩場所か倉庫用の需要でしょうか。
さてさてエスティマと思っていたのですが、よく見てみるとエミーナの方でした。
サイトの草ヒロのコンテンツでも紹介している車種です。
初代エスティマのシリーズとして展開された車種で、大きめのエスティマに対していわゆる「5ナンバー」の規格のサイズに収められたやや小型のボディが特徴です。
このサイズ感には意味がありました。
横から。エスティマそのものですが、やはり一回り小さいのが特徴です。
この車が発売された1990年代前半は、日本車のメインストリームの車種が小柄だったのですね。
道や駐車場も狭かったので、「日本人は5ナンバーが好き」というより、寧ろ「日本は5ナンバーでないと生活しづらかった」という側面の方が強かったのではないでしょうか。
実際、今でもミニバンの人気車種の上位は5ナンバーサイズが多く名前を連ねています。
リア。
ルシーダの名前が目立ちます。兄弟車種にエミーナもあるので、分かりづらい時は後ろから確認です。
車種としては一台限りで終了しましたが、初代エスティマと共に日本のミニバンブームの黎明期を支えた偉大な車種として歴史に残っていくことでしょう。
ところで。この車のフロントガラスにはこのようなカードが…。
車の買い取り(笑)
こんな田舎までリサーチしているのかよ!と、思わず驚愕してしまいました。
働き者だなぁ…。
きちんとラミネートまでして、なかなか手が込んでいます。
怪しげな雰囲気もありますが、実は私は実家で扱いに困っていたハイエースを買い取って貰ったことがあります。
エンジンの起動もその日の機嫌次第といった有様で、買い取りどころか処分料を考える状態でした。それが数名の諭吉さんに化けた上に、取りに来てくれて書類の手続きも印鑑を押すだけでいい状態にして持ってきてくれました。
信頼して良い業者かどうかを見極めるのは自己責任になりますが、利用の仕方によっては自宅の大きな荷物を処分する上手い方法にもなり得るのではないかと思います。