例年見学に行っている倉敷市児島地域の「産業お雛様展」へ、今年も行ってきました。
場所は児島市民交流センター。昔の瀬戸大橋記念館です。
入り口からすぐの展示場で行われています。
入場無料、施設が22時まで開いているのでお仕事をしている人でも訪問しやすいです。
まずはこちら。
毎年、ミニチュアの作業着展示場と化している寅壱のワークウエアーのお雛様。
今年はシンプルです。
次はまとめて。
回を重ねるごとに一般的な形のお雛様は減っています。
とりあえず男女(雌雄)が揃って和風ならお雛様だろ!的な。
晃立さんはついに生き物から離れ、瓶になりました。
これはこれで面白いですね。
ファンシー。
もちろん定番の雛人形もあります。
確かこちらは今年からの新顔だったと思います。
普通のお雛様に見えて、反射材を用いていたり左腕に緑十字のワッペンが貼られていたりで、作業着メーカーとしての気概が感じられます。
産業お雛様展はこのお雛様から注目を集めるようになったので、こういうのが増えてほしい反面で差別化が難しい部分もあるのでしょう。
色物というか、定番を外すような流れになっているのは個人的には残念だったりします。
こちらも同様の流れで、作業着を上手く和服に取り入れています。
そして去年から始まった学生の展示は今回もあります。
完成度では各メーカーのそれに及びませんが、色々なアイディアがあって面白いです。
苦言を呈するというわけではありませんが、産業お雛様展も徐々に各メーカーで定番の展示が決まったり、徐々にマンネリ感が否めなくなってきました。実際に見学者は以前ほど多くありません。
こうした流れを変えるのには、学生さんの展示は凄く良いと思います。
ではまた来年も楽しみにしています。