倉敷市の山村神社にお参りしてきました。
場所は少し分かりづらいですが、早龍由加トンネルから少し北に行った場所にあります。
県道62号から蛍遊の水辺の方へ向かい、その道を真っ直ぐ進むと下の写真のような看板があります。
この看板を上がった先にあります。すぐ先なので距離的に大したことはありませんが、階段になっている部分もあるので足が悪い方のお参りは難しいです。
早龍由加トンネル方面から来た場合はまっすぐ進むと、由加山蓮台寺へ北側から入るようになります。
ただし道の状態が良くなく、行き違いが難しい箇所も多いので、お参りが終わったら適度な場所でUターンをして県道に戻るのが賢明でしょう。
これが山村神社です。
1596年の創建と長い歴史を持ちます。
山村は周辺の旧地名です。
瑜伽山蓮台寺、由加神社本宮が四国の金刀比羅宮との両参りで賑わうようになると、その門前町の地名である「由加」に改称されました。
手水舎も立派なものが据えられています。
狛犬も立派で劣化の少ないキレイな状態です。
小柄な神社ですが幣殿、本殿もきちんと作られています。
この神社に関する情報は非常に少ないですが、1つ気になる記載があります。
岡山県神社庁のサイトの山村神社のページで氏子地域について「石井姓の数戸のみ」との記載があります。
そもそもこの辺りは由加山の影響下にある地域柄でしょうし、石井家というのがこの辺りの地主でその守り神として建てられた、もしかするとそのような私的な面の強い神社なのかも知れません。
