山陽新聞の玉野圏版に、2021年に新しく市長に就任した柴田さんの所信要旨が掲載されていました。

これについて少し見てみましょう。

・玉野医療センターでの産科への対応
・結婚、子育て支援
・街角コンサートの開催
・市民会館の建設
・企業誘致
・空き家対策
・買い物困難者など地域が抱える課題解決
・市民センターの機能見直し
・行財政改革、ふるさと納税で歳入確保

今回触れられたのはこれくらいですね。
基本的には市長選に立候補した時のリーフレットやYouTube動画で出てきた内容です。
立候補時の公約については「柴田さんのYouTube動画をみて深掘りしてみたよ!」の記事をご覧下さい。

この中に含まれなかったのは自転車による街づくり地域おこし協力隊、総社市の県立大学の生徒を招いての街づくり思考力重視の教育英語学習への外国語指導助手ALTの配置予防医療スポーツ振興ののちゃんのPR強化です。

県立大学は県庁で働いていた際に関わっていたこと、ののちゃんについてはNPO法人の理事を務めている事から出てきた内容だと思うので…。
選挙時のPRであって、実際に取り組まれる事は無いような気もします。
他については所信の表現で言うなら優先順位は上記の項目より下という事なのでしょう。

トーンダウンを感じたのは市民センターの機能見直しと買い物困難者の問題です。
前者はYouTube動画で窓口業務の再開を、そして後者は選挙活動中に地元での演説で槌ケ原のハローズの問題をそれぞれ明言しています。
今回は所信、しかも山陽新聞による要旨なので省かれた可能性もあるので、そこについて実際にトーンダウンしているかは、まだ分かりません。

12月に入って私のブログには「柴田市長 公約」といった内容のキーワードがチラホラみられています。
私は改革を掲げて当選した割にスタートダッシュはなかったなという印象でしたが、恐らくそのように感じている人が少なからずおられるのでしょう。

実は私の知人に柴田市長と仕事をしたことがある人がいます。
その方の話しだと柴田市長は「いわゆる役人タイプの人」なのだそうです。ずっと県庁で働いてきたので、当然ですけれど。
なので恐らくまずは堅実に出来る、出来ないをしっかり調整してから掲げるような感じになるのではないでしょうか。
首長なのである程度のパフォーマンスも大切ですが、最も大切なのは何が出来て何が出来ないのか。
その辺りはきっちり進めてくれるのではないかと期待しています。




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