2021年10月17日に行われた玉野市長選で、新人で元県職員の柴田よしろうさんが当選しました。
第一報はOHKの18:10だったので、恐らく票差は多かったのでしょう。

では選挙前に掲げていた内容から、柴田新市長の玉野姿勢についておさらいしてみましょう。

・「子育てがしやすく住みやすい町」

新市民病院の計画に入っていない産科の増設、小児科の充実
新婚家庭や子育て中の世帯への支援金の導入。
学校での教育方針としては知識偏重から思考力重視への転換、市内の小中学校への外国語指導助手ALTの配置

・「産業振興と観光の魅力向上」

産業振興については企業誘致。
具体的なジャンルとしてはIT企業を考えているそうです。

観光の魅力工場は下記の3項目。

1.宇野港の賑わい
2.自然にあふれる街
3.自転車の街

3番については市内の自転車専用レーンの整備を挙げられています。

ののちゃんPRの強化も最初の政策に挙げられていますが、柴田さんはののちゃんの街づくりを推進しているNPO法人たまのの企画の理事を務めています。

・「文化を感じるまち」

街中でのコンサートなど文化、芸術に関するイベント支援
市民会館の建設については、取り壊された前市民会館の平日の稼働率の低さをネックとしてコワーキンスペース、観光案内、特産品の販売ブースなどを兼ねる事で収益面の改善などを提案しています。

「安心して住み続けられるまち」

市民センターでの窓口業務再開
防災体制の充実
人口問題、空き家問題、耕作放棄地問題の解決
地域おこし協力隊と岡山県立大学の生徒の力を借りた街づくり
※柴田さんは過去に岡山県立大学の副理事をしていました
買い物難民問題(槌ケ原のハローズの問題など)

行財政改革について

財政問題解決の柱としてはふるさと納税の拡大と企業誘致が挙げられています
オープンな情報公開と双方向コミュニケーション
組織改革

健康で元気に暮らせる街づくりについて

医療体制、予防医療(健康診断、歯科検診の推進)、健康を保つためのスポーツ振興

以上のような事を挙げられています。
出馬表明をした時には予算面から新市民病院や給食センターの見直しを掲げられていましたが、病院については逆に手厚く、給食センターの事はその後に発表された政策では挙げられることはありませんでした。
この辺りの事で支持していなかったという人もおられると思いますが、その点については心配ないように感じました。

選挙戦としては従来の流れを引き継ぐ対立候補に対し、変化を掲げた柴田さんという構図だったように思います。
やはり黒田市長時代に変化が本当に少なかったので、変化を求めた市民とマッチしたのかなと思います。私も玉野の再始動について期待しようとしています。

詳細内容については柴田よしろうさんのYouTubeチャンネルや、私のブログでも動画の内容についての纏めや思うことなどを書いているのでご参考ください。
関連リンク:柴田よしろうさんのYouTube動画を深堀りしてみた




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