【水島再開発の光と影】旧ダイエー水島店「ノヴァシティビル」の現状と時代の変化

水島の中心部にテナントが入らないままの大きなビル2軒あります。
旧ダイエー水島店を含む、水島駅前の再開発ビル・ノヴァシティビルです。

こちらがノヴァシティ第一ビルです。

昭和60年4月にダイエーを核テナントにオープン、店舗面積は4000平方メートルと大型の建物です。
ダイエーは全盛期には売上高26億3900万円を達成するも、平成9年度には12億3100万円にまで減少。平成10年末までで閉店してしまいました。

ダイエーに代わる核テナントの誘致は失敗。
倉敷市の公共施設(水島文化センター)を誘致する計画もありましたが、そちらも実現しませんでした。

その後はダイエーと共に入居していた幾つかの専門店が営業を続けていましたが、それも徐々に減少して現在に至ります。

テナント一覧はこのようになっています。

3Fの水島体育館を除くと、お店は1Fに化粧品販売のスズヤが入っているだけになっています。
管理会社の千鳥町開発は平成13年3月に破産しました。

こんな懐かしいステッカーもありました。

自動ドアのカニさん

昔の自動ドアやエレベーターのドアによくついていたカニのステッカーです。
これを見て、「指を挟むとかなり痛いのだ」と覚えた子供は少なくないでしょう。

第一ビルの正面には第二ビルもあります。

こちらはソシミエール玉姫殿という結婚式場を核テナントにしていました。
しかし平成17年に撤退しており、第一ビル同様に新たな核テナントを迎えられずにいます。

駐車場は徒歩数分の場所に立体が整備されています。

こちらは月極の駐車場として一定の需要を確保出来ているようです。
余談ですが、駐車場の看板にあるこの矢印。

一筆書きの特徴的な形ですが、これはダイエーの店舗でよく用いられていた事からダイエー矢印などと呼ばれているそうです。

閑話休題。
時代的には駅前などの好立地にある店舗よりも、駐車場をしっかり備えたマイカーで行きやすい郊外の店舗が人気を集め始めていた頃の建物です。
ノヴァシティのすぐ近くで広大な駐車場を有するイオンタウンに多くの車が停まっているのを見ると、時代の変化に対応出来なかったノヴァシティが寂しく感じられます。

とは言え、まだ建物も立派で長く使えるはずです。
イオンタウンで人の流れが周辺に来ている事を考えれば、今後の再開発の可能性も無いとは言い切れないでしょう。




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