玉野市民会館の2019年度いっぱいで廃止が決まりました…が、市役所はどうするのでしょう。
※この記事は2020年1月時点の記事です。
玉野市役所の建て替えについては、競輪事業をチャリロトへ委託し、そこから入ってくるお金から建て替えの費用を捻出して計画を進めていく事が公表されています。
玉野市民会館の廃止の根拠の一つとなったのが、公共施設の寿命の目安に築60年という数字がある事でした。
耐震補強が行われていない事や、冷房施設の故障など、直すより建て替えを考えた方が良い金額が必要になるという事も廃止の理由として挙げられています。
市内で老朽化の問題で言えば、玉野市役所の本庁舎もそろそろ良い年数になってきました。
こちらは玉野市の市庁舎が落成した際に行われた記念切手展の案内状ですが、ご覧の通り庁舎は1966年築です。
なので2020年で54年目を迎えます。
市民会館と同じ基準で考えるなら残りの寿命は6年ということになりますが、不思議と建て替えなどの議論は聞こえてきません。
それとも補強して使い続けるのでしょうか。
色々と検索していると、インターネットの掲示板サイトで個人間では既に建て替えについて話題になっていました。
そこで注目を集めているのは新しい庁舎の位置です。
掲示板サイトで候補地になっていたのは、荘内地区や八浜地区でした。
現在地は高潮が起きた際に、被害を受けやすい場所に位置します。
消防署は深山公園へ移転しますが、市役所も高潮の被害を受けづらい場所へ移るのが好ましいのでしょう。
そうなると先に挙げた掲示板サイトの話題のように、現在の中心市街地から離れてる可能性も充分に考えられます。
個人的には市民会館が廃止後、再利用の計画がない玉も候補に挙げておきたいところですが如何でしょう。
まだ議論の無い事ではありますが、市民会館のように議論のないまま閉鎖という訳にはいかない施設です。
市民の意見もしっかり汲んで進めて欲しいですね。