北朝鮮による拉致の可能性がある失踪者の事を特定失踪者と呼びます。
岡山県ではあまり拉致被害者の話題を聞かないなと思い、調べてみました。
お二人の失踪者が拉致の可能性ある特定失踪者として名前が挙がりました。
まずは井原市の清水桂子さん。
1990年、22歳の頃に仕事からの帰路で失踪しています。
当時の芳井農協で働ており、帰り道の途中にある別の支所へ寄る予定があったのを「遅れる」と連絡して、そのまま姿を消しています。
乗っていた自動車が井原町の書店で発見されており、四つ折りにされたキャッシュカードが小田川の土手で発見されています。
そして岡山市の松本哲史さん。
2001年、23歳の頃に自宅から外出してそのまま行方不明になっています。
部屋に現金やキャッシュカードの入った財布や免許が残されています。
失踪前にも遊びに出かけており、帰ってきた後に再び外出しての失踪でした。
特に清水桂子さんは拉致の可能性が濃厚に分類されています。
余り地元で報道されないだけで、岡山にも特定失踪者がおられたのですね。
拉致被害者であるかどうかも政治的には重要な事なのでしょうが、どこにおられても、早く見つかってご家族の方と再会できると良いですね。