【玉野市】対象はオート三輪!? 屋根に注意のレトロ看板に見る昔の道路事情

玉野市立玉野商工高校を宇野港側に下った辺りが宇野5丁目です。
市街地に位置する地区ですが、国道沿いに入り組んだ住宅地になっており、抜け道に使うような場所もないので、そこに住んでいる人以外が立ち入ったり通りすがったりすることもないエリアになります。

一帯は古くからの住宅地で、昔ながらの建物も残っていて風情があります。街歩きが好きな人なら気に入るかもしれません。
ただ注意点が一つあります。
道がめちゃくちゃ狭いです。本当に昔ながらの住宅地のそれで、所狭しと家が立ち並び、人間同士でも行違うのに気を遣うような箇所があるほどです。

今回はそんな宇野5丁目で見かけたレトロな看板を紹介します。


こちらです。
色が落ちてしまっているので読みづらいですが、自動車の通行の際は屋根に注意という事が書かれています。
確かにその先に広がる道は恐ろしく狭いです。現在の車ではたとえ軽自動車でもここを通るのは苦労しそうです。実際、この筋の家で駐車場を有する建物はありませんでした。
この看板が立てられたのがいつなのか分かりませんが、その頃はここを通れるような自動車があったのでしょうね。

現在の軽自動車のサイズの規格が全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下となっています。全長、全幅は概ね制限ギリギリで、全高は乗用車で1.6~1.75mくらい、商用車の箱バンで1.9mくらいが一般的です。
例えば自動車を普及させたとされるスバル360だと全長2.9m、全幅1.3m、全高が1.38mくらいです。正直、それでもこの道を走るのは厳しそうです。
三輪車のミゼットの初期型だと全長2.5m、全幅1.2m、全高1.5mくらいとなります。

屋根に気をつけろと書いているという事は、全高のあるミゼット辺りに注意を呼び掛ける為の看板だったのかもしれません。
初期型のミゼットが生産されていたのは1957年~1961年なので、ざっと60年くらい前の看板という事になります。

ちなみに、屋根だけではなく壁にもあります。


こちらはシンプルに「あてない」とあります。もしかするとあてないでだったのかもしれません。
なので当時の小さなサイズの車でもやっぱりこの道を通るのは大変だったという事でしょう。そもそも車が入ってくることを想定していないような時代から続く住宅地と考えると、その歴史の深さに驚嘆します。

玉野の中央市街地から近い事もあり、この狭い道幅の地区でも意外と新しい建物も増えています。
駐車場を別で借りる必要はあるかもしれませんが、それでも十分に便利な場所という事でしょう。もう人が住まなくなった古い建物も多く残されています。そうした建物をきちんと整理して土地を確保していけば、再び活気あふれる住宅地がよみがえってきたりするのかもしれません。




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