玉野市玉を散歩していたら、なんと初代ライフのステッカーを見つけました。
型番はSA/WA/VA型になるそうです。
二枚とも同じステッカーで、「まろやかな4ドア・フルサイズサルーン。 」というキャッチコピーとロゴが書いてあります。
最近の車についていてもいいくらい、オシャレな雰囲気のロゴですね。
初代は1971年~1974年まで製造されました。
この短い製造期間についてwikipediaで調べてみたところ、初代シビックの世界的なヒットで工場をシビックに回す為に軽自動車の製造から撤退した為だそうです。
軽自動車の規制が強くなり、原価率が上がった事も原因の一つだったようです。
1985年にトゥデイの商用モデルが発売されるまで本田技研工業は軽自動車の製造を行いませんでした。
現在はNシリーズで寧ろ軽自動車のイメージが強いので意外な感じがします。
ライフは20年以上後の1997年に復活、今度は2014年までの長きにわたって販売されました。
このステッカーがあった場所には、もう一つ懐かしい車の看板がありました。
ダイハツ・フェローの看板です。
フェローは1966年~1980年まで販売された軽自動車です。
看板にあるフェローMAXと呼ばれるのは、1970年に発売された2代目からの名称です。
ちなみにこちらの車種も2001年にサブネームのMAXとして復活しています。
こちらも既に生産は終了していますが、また遠い将来に同じ車名を見かけることがあるかもしれませんね。
このステッカー、看板があった工場は既に稼働していない廃工場です。
敷地内に入らずに外からズームレンズで撮れる範囲だけ撮影してみました。
建物の2階部分が崩れて、それが1階に流れ込んだようです。
沢山の缶がありますね。
自動車工場のようですが、自転車と原動機付自転車が多く放置されていました。
これらの修理、整備も行っていたのかもしれませんね。
この工場では初代ミラの車体もあるのですが、そちらはまた別の記事でご紹介します。