【総社市】種井の上踏切はよく車が立ち往生するアレだった

訪問先の小さな看板類に到るまで話題にしている私のブログですが、実は紹介していないながらも訪問先でほぼ必ず撮影している物があります。
それは「踏切」です。

私の生まれ育った玉野市玉地区は鉄道が走っていないエリアです。
更に最寄りの駅であるJR宇野駅は宇野線の終着駅であり、玉方面から宇野駅に向かうと線路がありません。昔は広潟の踏切と言う踏切があり、田井方面に行く為にはそこを通らないといけませんでしたが、今は新しい道路が出来ているので通る事がありません

…という事で、線路や踏切と縁遠い暮らしが長く、踏切を見ると珍しい物を見つけたような高揚感を覚えるようになっていたのです。
しかし私以外の人にとって何の特徴もない踏切の需要が無い事は判っているので、ほぼ投稿する事はありませんでした。

しかし今回は久しぶりに投稿してみます。
第一に名前が面白かったのです。

種井の上踏切

この踏切、その名の通り種井の上の方にあります。
そういう小字なのか、それとも線路を作る際に特に地名が無い場所だから、そのまま種井の上の方としたのか。
経緯が気になる名称ですね。

そして第二に、この踏切はよく立ち往生が発生する踏切だという事です。
正確に言えば種井の上踏切で立ち往生が頻発しているわけではありません。この「小特を除く」という踏切で立ち往生が発生しやすいのです。
小特とは小型特殊自動車の略で、田畑の中で活動するトラクターや田植え機、荷物を移送する為のフォークリフトなどが挙げられます。

しかし軽自動車やコンパクトカーなら通れるのではないか?と誤認してしまい、脱輪して動けなくなってしまう…というのが定番のパターンです。
記事の最初の写真が実際の道の様子ですが、これなら通れるんじゃない?と思った人もいるのではないでしょうか。
ちなみに小特の車幅の規定は1.7m以下なので、実は軽自動車の規格より大きめの設定で軽は通り抜けられる可能性は高いです。
しかし実際の小特の車両は作業に用いるパーツまで含めて1.7m以下で、左右のタイヤ間の幅は軽自動車並みやそれ以下が多いのです。こういう踏切がある場所は、概ねUターンをするのも一苦労と言った場所が多いので、強行突破したくなる気持ちは分かるのですが…。
ルールはルールですし、ダメとしているのはそれなりの理由があってのことだと思います。止めておきましょう。




こちらもお勧め  【読書感想文】歴史の旅 吉備/神野 力

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください