玉野市和田にある弘法寺にお参りしてきました。
ここは児島八十八か所をお参りしたことがある人ならご存じかと思いますが、それ以外だと市民でも存在を知らないという人も多いと思います。
国道430号の和田1丁目交差点と和田5丁目交差点の間にある押しボタン式信号を北に進んだ住宅地の中にある寺院です。

この交差点を直進です。
目印としては油原医院や郵便局になると思います。

このような感じの狭い道を抜けていくと参道が見えます。
ちなみに道幅に余裕がないので、徒歩か自転車以外で駐車は近隣の迷惑になるので不可です。自家用車で訪れる際は近くで駐車可能な場所を確保してから訪れましょう。

そしてこちらが弘法寺です。
現在は無住で、Googleマップの口コミには同市内の観音院(日比)が管理しているという記載がありました。御朱印も観音院での対応になっているそうです。
それにしても無住になるのが勿体ないような立派な寺院です。
玉野市内でもこれほどの規模の寺院はそんなにありません。
ご覧の通り草刈りはきちんとされていて、非常にきれいな状態が保たれています。
管理しているという観音院がしているのか、それとも地元の人が行っているのかもしれません。

本堂の中。なかなか豪勢なつくりになっていて、奇麗な状態です。
ちょっと埃っぽい感じはしますが、無住なら仕方ないでしょう。
これだけ立派なら、それこそ観音院から人を派遣して名跡の復活…なんて期待したくもなりますが、日本での仏教自体がそういう状況ではなくなってきているのもよく知っています。
話しが反れてしまいますが、見た目にはそこそこの規模の寺院で、子供に跡を継がせずに自分の代で廃業…という事を決めたご住職の話しも耳に入ってきています。
葬儀のトレンドも家族葬から、徐々に無宗教葬、そして直葬へとシフトしつつあります。葬式仏教からの脱却は既に十年、二十年前から叫ばれていますが、実際のところそれに対応できる寺院、出来ない寺院は出てきます。
このような時代に寺院の復活というのは厳しいのかなと思います。これだけの規模の寺院、勿体ないですけどね。

最後にもう一つ。
この境内内には戦没者の供養塔があります。寺院自体が寂れてこういうスポットまで忘れ去られてしまうのは寂しいですね。

やや草木が茂っていて見えづらいですが、和田地区を一望できるなかなかの好立地にあります。
玉野市を訪れる際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
