瀬戸内市千手にある弘法寺に行ってきました。
弘法寺とは
弘法寺は宗教法人としては現存しているものの、既に廃寺のようになってしまっている寺院です。
1967年の落雷で大きな火災が発生し、主だった建物が焼失してしまった為です。
一部の建造物は残されていますが、中は手入れもされていない状態です。
このお堂も遠めにはそれほど傷んでいないように見えますが、近くに行くと焦げ跡があり崩れ始めています。
感想
前述の通り、お寺としての法人格は残っているので廃寺ではありません。
しかし見た目には残されたお堂も含めて、まるでお寺の廃墟群です。
そういう見方にしても圧倒的な迫力。
敷地もかなり広大で、往年の勢いを感じさせられます。
お寺の前のバス停にも弘法寺の名前が残されていますし、地名も本尊が千手観音で、千手山弘法寺と称した事に由来しているそうです。
現在、弘法寺の塔頭である遍明院と東壽院が残されています。