浅口市の鴨神社にお参りしてきました。
平安朝の初期に京都賀茂明神の分霊して創建された、周辺では最も歴史の深い神社の一つです。
…が、今回紹介するのはその末社です。
こちら。

参道を階段から進んでくると、登り切った先にあるお社です。
境内の案内図では「乳神様」とされており、恐らく子授け、子育てなどにご利益があるのでしょう。
乳神様自体は珍しいものではありませんが、例えば総社市の軽部神社のおっぱい絵馬のような面白い風習が見られる場合があります。
茶化してしまうのはよくありませんが、子供を授かりたい、そして昔のように栄養が行き届かないような時代ではきちんと育ってほしいという願いは神頼みとして様々な風習を生み出すものなのだと思います。
見慣れたようなモノが置いてあります。
こ、これは…!
乳神のご利益からすると不思議ではないのですが、こんなところで性器崇拝と出会うとは…。
男性器を象った物が備えられています。これでは乳神じゃなくて父神ですね。
隣は七福神でしょうか。大黒天と恵比寿かと思いましたが、並びで考えると寿老人かもしれません。
信仰の趣旨を考えると寿老人の方がしっくりくるようにも思います。

お社も小さいながら非常に立派です。右下に少し入り込んでいますが、気にしないでください。
先にも書きましたが参道の階段を登り切ってすぐの場所にある事からも、恐らく古くから厚い信仰を集めてきたのでしょう。
予想以上にいいものが見れました。
生殖器への信仰というのは古くから日本でも、日本以外の国でも行われてきたものです。
岡山県でも赤磐の金勢大明神、高梁の金精神社、倉敷市の小川八幡宮の参道など、今でも堂々とお祀りしている神社があります。
その一方で余りに露骨な形状から、取り払ってしまったり、見えないようにしてしまっているところも少なくありません。時代はどんどんと性的な描写に厳しくなっています。こうした風景もいつまで見ることが出来るかは分かりません。興味がある人はお早めにお参りしておいてくださいね。

