少し前にタレコミをいただいていたのを出し忘れていました。
新見市哲西町にある「育霊神社」ですが、建物が倒壊してしまったそうです。現地に確認は行っていませんが、写真付きで連絡して下さった方がおられたので間違いないでしょう。
まぁ建物の状態は以前からよくありませんでした。
頂いた写真は勝手に掲載できないので、2022年の私の訪問時の写真を紹介します。

もうこの時点で時間の問題といった状態にはなっていたんですよね。
この時期にも情報は頂いていて、宮司さんが体調が悪いか何か事情があって管理の手が行き届かない状態になっていたそうです。
新見は積雪もありますし、傷み始めると早いです。
南部だとこれくらいの状態でも10年以上も頑張っているような建物もありますが、2~3年でアッという間に倒れてしまったようです。
一応、神社内の大切なものは逃がしてあるようで、神社の再建について可能性がないわけではないようです。
ただ周囲の民家も少ないですし、現在地での再開は難しいと思います。神社も寺院も、一部の観光などでやっていけるところを除くと、地元の人口が多くないと厳しいです。寺院なら葬式や法要が、神社なら地鎮祭、七五三、夏祭り…といった儀式が大きな収入源になります。
建物を再建しようと思っても、こうした収入を当て込んだり、地域の人々の寄付に頼るのでは先立つものが用意できないという事にもなりかねません。
妥当なところでは近くの神社で合祀…というのが現実的ではないかと思います。
もう一つの可能性としては奥宮を使う事です。

こちらは育霊神社のそばの山中にある建物で、藁人形の逸話や姫と猫の悲劇など、育霊神社が有名になった事は実はこちらの建物に集中しています。
この建物は現存しています。社務所の辺りに簡易的な遥拝所を設けて、山に上がれる人は奥宮へ、難しい人は里宮でお参りを済ませるようにするというのはどうでしょう。
まぁ私がこのような事を書き連ねなくても、当事者らは対応を考えているはずです。
どのような形でか、再びお参りできる機会に恵まれれば嬉しいです。
