先日、美咲町の小原橋をブログで紹介しました。

線路の為に分断される地区の為に作られている狭て小さい、でも重要な役割を果たす橋でした。

…で、その橋の写真がこちら。


お気づきでしょうか?
橋の向こう側にズンズンと伸びている謎の建造物。
この時の私は小原橋を見る為にここに来たのではなく、アレを追いかけていてここに辿り着いたのでした。

これは高架水路、水管橋、懸樋などと呼ばれる建造物です。
私は専門知識が無いので、どの呼び方が正しいのか分かりませんが、そういう感じのアレです。

じゃーん。
こんな感じです。
文字通り高架になっている水路です。起伏がある土地や、水路が川を超える必要がある時などに水を運ぶ際に作られます。

この水路は前述の小原橋の付近で外に露出しており、やがて地中にもぐって見えなくなります。


間近に見えるところでこのような感じです。
下の脚の部分が見えないと普通の側溝のように見えますね。

周辺の地図を見た感じだと、小原池の水を西幸の方に引っ張っているのかな?と思いました。
周辺には誕生寺池もありますが、こちらは久米南町に属します。歴史を調べると誕生寺池は上弓削村の庄屋が作ったものとあり、水利の兼ね合いで小原がそこから水を引く事が出来なかったのではないでしょうか。


途中で鉄製に変わるのは補修で年代が変わったからでしょうか。

私の地元では見ない物だったので、なかなか興味深かったです。




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