玉野市の広潟踏切東交差点~宇野駅までの走行動画です。
この道は比較的新しい道で、今でも新道と呼ばれる事があります。
最近では広潟踏切を超えた先にドラッグストアコスモスが出来たので、そちらを通る車も増えましたが多くの車が行きかう道路です。
玉野市内では珍しい時速50㎞の道路です。最近でこそ増えてきましたが、昔は数少ないスポットでした。

この道の東側(向かって左側)は私の曾祖母が住んでいた場所です。
昔ながらの市営住宅がある辺りです。
画面左側に見える物と言えば玉野総合医療専門学校があります。一時期、ちょっと悪目立ちしてしまった加計学園が運営する医療福祉の専門学校です。
これが出来る前は高校を出た後の進学先は漏れなく市外だったわけですが、一部の学生が玉野市に留まったり、玉野に通ったり住む学生が出来たりと、恩恵としては非常に強大です。
出来れば大学も誘致したいところですが、少子化の時代には難しいのでしょう。

跨線橋を超えた先はマルナカ。玉野市にとっては久しぶりに進出してきた市外のチェーン店で、ここが出来る時には地元スーパーが反対運動の署名を行ったりしています。
しかし出来ればご覧の通り多くの市民で賑わうスポットになりました。

動画にもある通り交差点付近がマルナカに出入りする車でゴチャゴチャする事があるので、走る時は要注意です。
この先にはヤマダ電機もあります。

この辺りが長らく計画を眠らせたままになっていたスペイン村の用地です。
構想だけで何も作られずに消滅したテーマパークの計画でしたが、土地は確保されていました。
瀬戸大橋の開通、そして宇高連絡船の廃止が玉野市衰退の最大の要因とされていますが、市民の中にはそれを補うためのスペイン村計画が駅前の一等地を占拠し続けた事を戦犯とする意見も根強く存在します。

詳細はサイトで扱っているので、興味がある人はそちらをご覧ください。

マルナカの隣にはしまむらもあります。
この辺りにこうした商業施設が集中するのは直島の存在があります。
直島は香川県の島ですが、最寄りの市街地は玉野市の方です。その為、島内で揃わない日用品などの買い物は玉野市を訪れます。駅前という利便性はある一方で人工的にはさほど多くない宇野駅周辺にこうした商業施設があるのは、島民の需要を見越しているからなんですね。
ヤマダ電機に至っては入り口が島(フェリー乗り場)の方を向いています。

道としては味気ない一帯ですが、色々とひも解くと玉野市を凝縮したような面白みのある道路なのでした。

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