新見市の船川八幡宮へ向かっている途中の交差点の近くに神社らしき建物があるのが見えて立ち寄ってみました。
こちらです。
出雲大社新見教会です。出雲大社は全国各地に支社(?)がありますが、新見にもあったようです。
ちなみに岡山市の市街地にもありますが、そちらは岡山分院です。これは信者の数で使い分けられていおり、分院は正式には大教会と良い、信者が千人以上~三千人未満です。対する教会は五百人以上~千人未満となっています。
新見と岡山の人口の差を考えると、新見は意外と出雲大社への信仰が盛んな土地柄なのかもしれません。
こちらが社殿です。
建物としては決して大きいものではありませんが、どっしりとした構えで見応えがあります。
作りなどを見ると本体を意識しているということはなさそうです。ごく普通の神社建築です。建物の右側にレトロな建物がありますが、恐らく倉庫のような建物でしょう。社殿にくっつきそうなほど近く作られています。
この辺りでの土地の確保が難しかったのかもしれません。
拝殿の中はこの様になっています。
こちらはさすが出雲大社系というか、すごくきちんとしている印象です。
祭壇もきちんとしていますし、掃除機も出てます(笑)
私が普段回るような神社と支店とはいえ出雲大社を比べるのはおこがましいのかもしれませんが、これだけきれいに保たれている神社は少ないです。
さすがです。
手水舎らしいものは見当たりませんでしたが、代わりに水道がありました。
すっげぇレトロ…!昔の家にはこういう感じの流し台が家の外にあったりしましたね。いつ頃の建築なのかわかりませんが、先ほど紹介した倉庫のような建物といい、昭和の前半くらいではないかと予想しました。
残念ながら常時詰めている人はいないようで、確認することはできませんでした。
新見はちょいちょい訪れるので、また次の機会に人がいないか見てみましょう。
外にはお地蔵さんが収められていました。
いわれがよくわかりませんでしたが、きちんとお供えもあってこちらもよく管理されている事が分かります。
雰囲気のいい場所で立ち寄って良かったです。道路から少し入ったところなので気づきづらい場所ですが、おすすめの神社です。