先日、5chのまとめサイトを見ていると「岡山県」に対する「桃太郎」以外の印象wwwwwwという物がありました。
ちょっと興味深かったので紹介します。
5chの内容なので話し半分くらいで受け止めて下さいね。
糞
いかにも5chらしいクソレスがつきました…という訳ではなく、恐らくこれは岡山ドバーランドの事です。
マスコットキャラクターが岡山の文豪「変態糞親父」であり、何かと汚い事もコンセプトになっています。
大都会
ネットミームの「大都会岡山」ですね。
群馬県のグンマーと共にネットの大きな話題になったのは随分と前の事ですが、岡山=大都会として未だに語られ続けているのは凄いですね。
ネタバレは私のサイトでもしていますが、岡山市に引っ越してきた歌手のアンジェラ・アキさんが前に住んでいた場所と比べて「大都会」だったと話したのがきっかけと言われています。
桃太郎ジーンズ
ジーンズの聖地として知られる倉敷市でも高い人気を誇るジーンズブランドです。
その中心地である倉敷市児島地域にはジーンズストリートというデニムメーカーのお店が立ち並ぶショップ街がありますが、その中でもやはり最も客の出入りが多いのが桃太郎ジーンズです。
三菱自動車
三菱自動車の軽自動車を中心として制作する拠点が倉敷市水島地域にあります。 大半の乗用車を作るのは愛知県岡崎市の工場ですが、かつては同社のスポーツモデルであるランサーエボリューションも作っていましたが、現在はモデルが終了しています。
その頃と比べると岡山の拠点のイメージは薄れているのではないかと思いますが、まだ岡山=三菱自動車というイメージを持っている人は多いのでしょうか。
瀬戸大橋
本四架橋の最初の一つという事で、40代以上の年齢層にとっては非常に知名度が高い筈です。
5chの年齢層も随分と上がっていると聞きます。瀬戸大橋が出てくるのは、その影響かもしれませんね…(笑)
ちなみに本四に架かる橋では唯一の鉄道も通る橋です。四国新幹線の議論が続いていますが、出来た場合に通るのも瀬戸大橋です。
ガードレールの無い溝
人食い用水路の異名で知られる用水路の事故ですね。
現在、少しずつではあるものの対処がなされており、今後は減ってくるのではないかと思われます。
しかし用水路の事故=岡山の人食い用水路のイメージも強く、事故が起こるたびにニュースで大きく取り上げられるようにもなりました。
このイメージはまだまだ続きそうですね。
県北の土手
これは「糞」の項目でも触れた岡山ドバーランドですね。
やったぜ。
美観地区
倉敷美観地区の事でしょう。
岡山観光と言えばという、江戸時代~大正時代にかけての古い町並みが残るスポットです。
ショップ街でもあり、お土産を購入したり食事をするのにも最適。
岡山への2泊3日の旅行といえば、初日を岡山市、次の日に倉敷市…というスケジュールが定番です。
ちなみに岡山の郷土料理の内、デミカツ丼やえびめしは岡山市のメニューです。初日の内に食べておきましょう。
岡山の二度泣き
これは県外の方は知っているのでしょうか?
もしかすると岡山県民による書き込みかもしれませんね。
札幌の二度泣きという、札幌市民の人柄の良さを表す言葉があります。
仕事の転勤で札幌に来る時に最初は北海道の地に異動になる事に泣くものの、勤めている内に札幌の人や町の良さから離れるのが寂しくなって二度目の涙をこぼすというものです。
岡山の二度泣きはこれは岡山の移住してきた人に寛大ではないという県民性に重ねて、最初は岡山県民の冷たさに泣き、転勤が終わって岡山を発つ時は嬉しくて泣くという内容になっています。
これは自然発生的にそういう風に言われるようになったというのではなく、岡山の県民性を表現する時に札幌の二度泣きになぞらえて紹介した表現だったようです。
白桃
岡山県の名産物です。
清水白桃のシェアは全国で岡山県が約73%です。
ちなみに桃全体では岡山県は6位くらいです。
ぶどう
マスカット、ピオーネなどの全国シェア一位の品種を多く抱えます。
果物王国といえば山梨、山形、そして岡山といった山トリオが有名ですね。
岡山県は工業県を目指した影響もあり、品種ごとでのシェアの高さが目立ちますが、高級路線などで人気の果物が多いですね!
桃太郎ランド
ゲームの桃鉄の最終目的のような施設です。
実際はモデルになるような施設も含め、岡山にそれらしい施設はありません。
岡山県に来てみてガッカリしたという人も多いのではないでしょうか。
千鳥
言うまでもなく岡山県出身のお笑いコンビです。
テレビ番組出演時なども岡山弁で喋る事から、彼らのお陰で岡山弁の認知度が上がったように思います。
ちなみに出身地は笠岡市の北木島と井原市と、県の西部の出身で、人口の多い岡山市、倉敷市とは微妙に言葉が違います。ネット検索をすると、岡山の方言と違うという意見も少なからず見られます。決して狭くない県域ですから、地域ごとに言葉が変化していくのが分かって興味深いですね。
そもそも桃太郎って印象もあんまりない
寂しいこと言うなよ…
感想
以上のような結果になりました。
一部、現存しない施設や岡山とは関係のない(勘違い?)の書き込みは省いています。
一番最後が最も忌憚ない意見だなと思いました。実はこれに関しては個人的にも以前から関心がありました。岡山にいると一般常識のように桃太郎=岡山と刷り込まれてしまいますが、世間的にどれくらいの認知度があるのでしょうか。
例えば竹取物語は奈良県の広陵町、金太郎は神奈川県の足柄山…と、それぞれ舞台になった地が推測されていますが、私はこの記事を書くまでその事を知りませんでした。
昔話がどこを舞台にした物語なのかって、あんまり興味を持たないですし、例えば親に絵本を読んでもらった時に教えて貰う事もありません。
桃鉄の影響で多少は認知度がありそうですが、県は今後の岡山県の観光PRなどの為にはっきりとした数字を調べておいた方が良いかもしれませんね。
それと県北部で登場したのが架空の岡山ドバーランドだけというのも、少し寂しいところですね。
グルメ系など、もう少し知名度があるかと思っていましたが…。