速度と視認性の交差点|国道30号・宇野事故現場の検証
2024年7月7日、玉野市宇野の国道30号交差点で、少年らが運転する車が交通島に衝突し、重体となる痛ましい事故が発生しました。
これを受け、8月17日に国土交通省岡山国道事務所と警察による合同点検が行われました。
「Y字」に潜む視覚の迷い
事故現場はこちらです。
現場はループ橋を降りてすぐの交差点。直進から右左折へと大きくY字に分かれる構造ですが、その中央に「交通島」が設置されています。
事故を起こした車は、この島に正面から突っ込んだと見られています。
無免許という運転技術の問題は言及を待ちませんが、岡山市内から来たという少年たちにとって、夜間のこの「分かりづらい交通島」は、土地勘のなさと相まって致命的なトラップとなった可能性があります。
構造的な「加速」と「急カーブ」
今回の事故の際の進行方向ではループ橋以降、緩やかに続く坂道で速度が上がりやすい傾向にあります。
右折は意外と直線的なのですが、左折は大きく曲がっており、強めのブレーキを踏む車も少なくありません。
こちらが実際の夜の左折側です。
交差点の距離が長いので交通島は必要なのでしょうが、左折のカーブをもう少し緩やかにするなどの解決策も検討して頂きたいなと思います。
二度とこのような悲劇を繰り返さないためにも、行政による迅速な「安全の見える化」を強く望みます。


