1982年の観光便覧を入手しました。
そこに掲載されている当時の国民宿舎・国民休暇村を手がかりに、現在それらの施設がどうなっているのかを調べています。
今回は3回目。
備前市日生町にあった「国民宿舎ひなせ」 を取り上げます。
国民宿舎ひなせは、日生漁港の近く、港を見下ろす展望の良い場所に建てられた町営の宿泊施設でした。
観光地としての「日生」を象徴するような立地だったと言えるでしょう。
しかし現在、この場所に国民宿舎の姿はありません。
跡地には ケアハウスあおさぎ が建てられています。
かつて観光施設が建てられていた景勝地に、いま老人福祉施設が整備される例は珍しくありません。
ここも例外ではなく、港を一望できる非常に環境の良い場所です。
なお、建物は国民宿舎時代のものではなく、一度解体された後に新たに建設されたものです。
外観から当時の面影を辿ることはできませんが、場所そのものが持つ価値は、今も変わっていないように感じられます。
次回は、瀬戸内市にあった シープラザ牛窓 を紹介します。
私の手元の資料では、旧称である 牛窓荘 の名で掲載されている施設です。