高梁市の臥牛山を散策していると、巨大な木が切り倒されているのが見えてきました。
そばに設置されている看板には「元森の巨人100選」と書いてあります。
これについてネットで調べてみると下記の情報がヒットしました。
正確には「森の巨人たち百選」というようです。
2000年に林野庁が制定したものです。国有林の中から次の世代に残すべき地域のシンボルになっているような木を選出しました。
臥牛山のアベマキはその71番、岡山県からは唯一森の巨人に選ばれました。
しかし制定から約5年後の2005年に枯死。しばらくその状態で残されていたようですが、2017年に安全の為に切り倒されました。
ちなみに看板では「元森の巨人」とありますが、林野庁のサイトでは枯死などの情報を反映しつつ、百選の入れ替えなどは行っていません。
リストを見ていると枯死をしたものは他にあり、臥牛山のアベマキのように切り株が残っているかどうかなどの情報が掲載されています。
現時点では切り倒された幹も残されているので、往年の姿に思いを馳せることも十分に可能です。
ちなみに枯死以前の写真が近畿中国森林管理局に掲載されています。興味がある方はチェックしてみて下さい。