岡山県笠岡市長、旧統一教会関連のTシャツ姿をフェイスブックに掲載 安倍元首相の追悼文に添える(https://news.yahoo.co.jp/articles/67db17de67e9f15b985a6e4959b589c6e9c9aea1)
岡山県笠岡市の小林嘉文市長が自身のSNSに、亡くなった安倍晋三元首相の追悼文に添える形で、世界平和統一家庭連合の関連団体のイベント「ピースロード」のTシャツを着た写真を載せていた。
小林市長は「ピースロードと教会との関係は全く知らなかった」と釈明するとともにイベント名が分かるTシャツ部分を削除し、写真を差し替えた。
何が問題?
笠岡市がニュースサイトの上位に掲載されていたので、どんなカブトガニのイベントが有るのかと思って見てみると統一教会でした。
安倍晋三元首相が殺害された動機が犯人家族の同教団への過度なのめり込みであったとされ、今はニュースでも政治家と宗教団体との関わりについて騒がれています。
その真っ最中に発覚した今回の件。皇居前で市長がジョギングをした際に着用していたシャツが問題になっています。
ピースロードは世界平和統一家庭連合の関連団体が主催するイベントです。
参加者がリレー方式で日本縦断をし、昨年8月に笠岡市に到着した際に市にシャツが提供されたそうです。
市長が着用したのはその時の物だそうです。
しかしシャツだけを見ればPEACE ROAD IN JAPANというロゴに自転車のマークが入っているだけで、教団との関係を示すようなものはありません。
市長としては脇が甘いと言わざるを得ませんが、予備知識無しでシャツを選ぶのであればジョギング向きのデザインであると感じるのは共感できる部分もあります。
感想
個人的には脇が甘かったという感想ですが、一般人と市長ではやはり立場も違います。
以前から笠岡市では市長と市議会の関係があまり良くなく、昨年も辞職勧告決議が出されています。
今まではそれでも市長選ではほぼダブルスコアで再戦するなど、市民からの厚い支持に支えられてきました。
今回の件はニュースとして全国的にホットな話題ですし、市民感情も厳しいものになりそうです。
今回の件は市長は事情を知らなかったと話しています。
それが事実なのかどうかは分かりませんが、分かっていてやるなら寧ろ痛烈な皮肉という見方もできそうですが…。
それよりも本当に把握していない事の方が余り好ましくないように思います。
ピースロード自体は特に害悪の無いイベントのようですが、気付かない間に市と宗教団体に密接な関係ができあがっていた…なんて事も有り得そうです。
重々に気をつけてほしいですね。