倉敷市の千人塚を見学した後、住宅地の方に降りていく最中で鳥居を見付けました。
道から少し奥まった場所で、隠れスポット的な感じでした。
鳥居によると白城神社というそうです。
この辺りに城跡があったかな…?と思って検索をしてみても、この神社に関する情報は殆ど出てきません。
その代わりに福井県の同名の神社がヒットします。
そちらは白城=新羅で渡来人に由来するそうです。
この神社も技術を伝来した渡来人が由来なのかも知れません。
それにしても特徴的な建物です。ブロックで外側を作って、その中に小屋のような簡単な建物を作ることで神社にしています。
外から見るとユニークさもありますね。
逆に現代的な雰囲気も感じます。
恐らくは周辺の住民らで、限られた予算の中で古い建物を改築したとか、そういう事情ではないでしょうか。
窓から中の様子が伺えるので見てみましょう。
こんな感じ。
ブロックの内側に木造の小屋を建てています。
なので中はわりと普通の神社っぽさがあります。
ただし電気を引くのは両側面のブロックの隙間からなので、ちょっと低い位置につけられています。
よく管理されていて、綺麗な状態です。
ちなみに建物の裏側には本殿はありません。
回ってみると上の写真のような建物があったのですが、本殿ではなくトイレでした。
余りきれいなものではないので写真の添付は控えておきますが、扉が外れていて中には枯れ葉や植物が溢れています。
ここでのトイレは無理なので諦めましょう。
もう少し山を上っていけば千人塚墓地のトイレが使用できます。そちらへどうぞ。